2024年1月16日、お笑い芸人のエスパー伊東さんが亡くなったことが明らかになりました。63歳でした。
エスパー伊東さんは、1960年12月27日生まれ。1980年に「エスパー伊東・アキラ」を結成し、1982年に「エスパー伊東」に改名。カバン芸や、顔を真っ赤に塗って「イッテモイッテ」と叫ぶ芸などで人気を博しました。
カバン芸は、エスパー伊東さんの代名詞とも言える芸です。カバンの中に全身を入れ、そこから突然顔を出して観客を驚かせるというもので、そのインパクトは絶大でした。
1990年代には、テレビ番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」の人気コーナー「食わず嫌い王決定戦」に出演し、その奇抜な食べっぷりで大きな注目を集めました。
エスパー伊東さんの芸風は、奇抜でシュールなものが多く、一見すると理解しにくいものでした。しかし、その突拍子もない発想と、体を張ったパフォーマンスは、多くの人々を笑わせ、魅了しました。
エスパー伊東さんは、1990年代にテレビで大ブレイクを果たしましたが、その後は活動を休止する時期もありました。しかし、その間も、精力的にライブ活動を続け、ファンを喜ばせていました。
エスパー伊東さんの訃報を受け、芸能界から追悼の声が相次ぎました。
狩野英孝さんは、自身のTwitterで「エスパー伊東さん、お亡くなりになられたと聞いて、とても悲しいです。いつも現場を楽しく明るくしてくれました。ご冥福をお祈りいたします」とコメント。
また、お笑いコンビ「電撃ネットワーク」の南部虎弾さんは、「こんなに早く、伊東さんが亡くなるとは、信じられない気持ちです。思い出がありすぎて、言葉が出ません」と悲しみを語りました。
エスパー伊東さんの独特の芸風は、多くの人々に笑いと感動を与えました。その功績は、これからも語り継がれていくことでしょう。
ご冥福をお祈りします。
