夏至(げし)とは?一年でいちばん昼が長い日!
「夏至(げし)」って聞いたことありますか?
これはね、1年の中でいちばん昼の時間が長くなる特別な日なんですよ~!
2025年の夏至は、6月21日(土)!
東京では日の出が朝4時25分で、日の入りが夜7時ちょうど。
つまり、お昼の時間はなんと…14時間35分もあるんです!長っ!✨
太陽が空のいちばん高いところまで登る日だから、空を見上げるとめちゃくちゃ明るいし、影もいつもより小さく見えるんですよ~。
でもね、この日をピークに、これからちょっとずつ昼の時間は短くなっていきます。
なんかちょっとさみしい気もするけど…それもまた季節の移り変わりのひとつなんですね🌿
夏至の時期に注目!「梅雨晴れ」と「半夏生」ってなに?
☀️「梅雨晴れ(つゆばれ)」ってどんな天気?
夏至のころ、日本ではちょうど梅雨まっただ中。
雨の日が多い時期だけど、たま~に晴れ間がのぞくことがあるんです。
そんな貴重な晴れの日のことを「梅雨晴れ」って呼ぶんですよ。
この晴れ間はとっても大事で、
お布団や洗濯物を干したり 梅干しを作るために梅を天日干ししたり 野菜を干して保存したり
みんな太陽のチャンスを無駄にしないように頑張ります🌞!
俳句の世界でも、「梅雨晴れ」は季語として使われてて、正岡子規さんっていう有名な俳人も
「梅雨晴やところどころに蟻の道」
って詠んでいるんです。風情がある~✨
🍃「半夏生(はんげしょう)」っていつのこと?
「半夏生(はんげしょう)」って言葉、ちょっと聞きなれないかもですが、
これは夏至から約11日後、つまり2025年だと7月2日ごろから5日間のことを指すんですよ。
「半夏生」は七十二候(しちじゅうにこう)っていう、昔の日本の季節の区切りのひとつ。
この時期は昔から田植えのラストスパートのタイミングだったんです。
「半夏生までに田植えを終えるといいよ~」って言われていたくらい、大事な区切りなんですね🌾
それから、このころに降る雨は「半夏雨(はんげあめ)」って呼ばれてて、
けっこう大雨になることも多いんですよ。天気予報はしっかりチェックしないとですね!
神社の行事も要チェック!「夏越の祓(なごしのはらえ)」と夏至の願いごと
⛩「夏越の祓(なごしのはらえ)」って何するの?
6月の終わりごろ、神社でよく見かける「茅の輪(ちのわ)くぐり」って知ってますか?
あれがまさに「夏越の祓」っていう神事なんです。
半年分の疲れやけがれをきれいにリセットして、元気に夏を迎えよう!無病息災でいよう!っていう願いを込めて行われます。
茅の輪を「左・右・左」とくぐることで、悪いものがスーッと消えていくって言われてるんですよ🌿
☀️夏至に願いごとをすると叶いやすいってホント?
夏至は太陽のパワーが最大になる日だから、願いごとをするにはぴったりなんです!
日本では昔から、「受け費(うけひ)」とか「誓約(うけい)」っていう形で、
自分の目標をしっかり言葉にして誓うっていう風習があったんです。
今でいう“引き寄せの法則”みたいな感じかな✨
たとえば、こんな感じで唱えてみるのもおすすめ↓
「夏至の輝きと太陽のパワーに導かれて、私は充実と成功を叶えます。」 「夏至のエネルギーが私たちの祈りを宇宙に届け、世界中に平和と幸福が広がりますように。」
ちょっと恥ずかしいかもだけど…心を込めて言うのがポイントです!
地域によって違う!?夏至に食べるもの
全国的に「これを食べよう!」って決まってるわけじゃないんですが、
地域によってはおもしろい夏至の食べ物があるんですよ🍴✨
地域
食べるもの
理由・意味
大阪周辺
タコ
稲の根がタコ足みたいに地面に広がるように…と豊作を願って
静岡県
冬瓜(とうがん)
夏バテを防ぐ栄養満点の野菜として
関東地方
新小麦の餅
新しい季節の始まりに感謝して
食べるもので季節を感じるって、なんだか素敵ですよね😊
🌞まとめ|夏至は「太陽」と「願い」の特別な日!
ということで、夏至って実はすっごく意味がある日なんです!
一年でいちばん昼が長い 太陽がいちばん高くのぼる 神社では「夏越の祓」で穢れを祓う 願いごとが叶いやすいパワフルな日 地域ごとの風習や食べ物もある!
ただ暑いだけの日じゃなくて、
自分の未来に希望を込める日にもできちゃうんです🌞✨
今年の夏至は、空を見上げて太陽の力を感じながら、
ちょっとだけ自分の願いを言葉にしてみませんか?
きっと、いいことが起こる気がしますよ~!