「みんなで大家さん」という投資商品に出資した人たちの間で、分配金が支払われない、解約書類が届かないといった大きなトラブルが起きています。
そして2025年9月、ついに出資者たちが運営会社を訴えるという動きが報じられましたよ[1][2][3]。
ここでは、その背景や現状を分かりやすく解説していきますね。
分配金遅延と出資金返還問題
「みんなで大家さん」は「高利回り」「安定的な不動産投資」というキャッチコピーで人気を集め、これまでに約3万7000人もの人から2000億円以上を集めたと言われています。
でも、その中心的なプロジェクト「ゲートウェイ成田」の工事が三度も延期され、土地はほぼ更地のまま…。
2025年7月から分配金が支払われないケースが出てきて、さらに8月分もストップ。
この状況に出資者は「元本すら戻らないのでは？」と強い不安を抱いています[1][2][3]。
ポイントを整理すると…
出資者数：約3万7000人 集めた資金：2000億円以上 主力事業：「ゲートウェイ成田」（工事が繰り返し延期） 2025年7月以降：分配金がストップ
大規模にお金が集まっているだけに、影響はとても大きいですよね。
解約書類・返金遅延
「もう投資をやめたい！」と解約を申し込んだ人の中には、なんと1年以上も前から申請しているのに、必要書類すら届いていない人がいるそうです…。
さらに運営会社自身が「返金は難しい」と認めているというから深刻です[1][4]。
法律事務所からも「そのまま放置してしまうと債権回収がどんどん難しくなるので、早めに弁護士に相談を」とのアドバイスが出ています[4][5]。
出資者の声としては…
「解約したのに全然書類が送られてこない」 「お金を返してもらえるのか不安」 「動かないと手遅れになる気がする」
こういう声が目立っています。
訴訟提起の現状と運営会社の対応
ついに2025年9月、5人の出資者が東京地裁に訴訟を起こしました。
返還を求める金額はなんと1億円。代理人はリンク総合法律事務所です[2][3][6]。
一方で、運営会社の代表は「時間があれば解決できる」とコメントしています。
でも出資者からすれば「もう待てない！」という気持ちの方が強いですよね。
訴訟に踏み切る人は今後もっと増えると見られています。
出資金が戻らない可能性
実は「みんなで大家さん」は過去にも金融庁から業務停止命令を受けたことがあります。
理由は集団投資スキームの法律違反。
そのため、今後も資金を返せないリスクがかなり高いと指摘されています[4]。
さらに怖いのは「何も行動しない投資家ほど、返金の優先順位が下がる可能性がある」という点。
静かに待っているだけでは損をしてしまうかもしれませんね[5]。
投資家へのアドバイス
じゃあ、出資してしまった人はどうすればいいのでしょうか？
専門家がすすめているのは次のような行動です[4][5]。
弁護士へ早急に相談する 内容証明郵便を使って返還請求を行う 必要なら訴訟を提起する 投資仲間と一緒に集団で動く 書類や通知など証拠をしっかり保存しておく
とくに「証拠の保存」は後でとても重要になるので、メールや書類は必ず取っておいてくださいね。
まとめ
「みんなで大家さん」の分配金遅延・解約書類未送付・出資金返還の困難さは、もはや個人レベルのトラブルではなく、大きな社会問題になっています。
すでに訴訟が始まっている今、投資家に求められるのは「待つこと」ではなく「動くこと」。
弁護士への相談や法的手段が急務になっているんです。
出資している人は、自分だけで悩まずに早めに行動してくださいね。
情報源
[1] 「みんなで大家さん」提訴へ 分配金の支払い遅れ、解約書類 …
[2] 分配金遅延の「みんなで大家さん」、出資者が返金求め訴訟 …
[3] みんなで大家さん 分配金遅延 出資者5人が1億円返還訴訟 …
[4] みんなで大家さん出資金返金請求 – ココナラ法律相談
[5] 「みんなで大家さん」の解約による返金が入金予定日に支払われ …
[6] 分配金遅延の「みんなで大家さん」、出資者が返金求め訴訟 …
