中国「養殖施設」の正体とは?黄海で進行する軍事転用と“静かな侵略”の全貌

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中国の「養殖施設」に隠された軍事戦略とは?黄海で進行する“静かな侵略”の真相

中国が黄海に設置した「養殖施設」と呼ばれる巨大な海上構造物。

この存在が、静かに、しかし確実に韓国との海洋摩擦を激化させていることをご存知でしょうか?

表向きは魚を育てる養殖施設として紹介されていますが、実際には軍事施設への転用が疑われる構造と装備を備えており、国際社会からも警戒の目が向けられています。

この黄海には「暫定措置水域(Provisional Measures Zone:PMZ)」という、韓国と中国の排他的経済水域(EEZ)が重複するデリケートな海域があります。

そこで起きている「静かな侵略」。その実態を以下で詳しく見ていきましょう。

「養殖施設」の名を借りた戦略的構造物の実態

中国が黄海に設置した海上プラットフォームは、単なる漁業施設の域をはるかに超える装備を持っています。

とくに注目されるのが、以下の2種類の構造物です。

① Atlantic Amsterdam:多機能大型プラットフォーム

項目

内容

名称

Atlantic Amsterdam(アトランティック・アムステルダム)

構造

元石油掘削リグを改造した6階建て構造

大きさ

幅約100m × 長さ80m(サッカー場ほどの大きさ)

投資額

約5億元(約1億4600万ドル)

主な設備

ヘリポート、100人規模の居住空間、通信アンテナ、研究所、制御センターなど

ヘリコプターの発着場があり、複数の救命ボート、通信・制御用アンテナなど、明らかに軍事用途にも応用できる構造になっています。

② 深藍1号・2号:異常に巨大な「養殖ケージ」

項目

深藍1号

深藍2号

直径

約60.4m

約70m

高さ

約38m

約71.5m

重量

約1400トン

(より大型・重量不明)

生産能力

年間1500トン(魚類)

非公表

この「深藍シリーズ」は、通常の養殖ケージの何倍もの大きさ。

なかには、潜水型ドローンや水中監視装置など、民間には必要のない設備が隠されているのでは?と指摘する専門家もいます。

南シナ海の前例から見える“軍事転用”の兆候

南シナ海でも、最初は観測所として設置された施設が、後に中国軍の拠点へと変貌しました。

🔍 CSIS(戦略国際問題研究所)の報告:

「南シナ海の事例に照らすと、黄海のプラットフォームが軍事・民間の両目的で運用される可能性は現実的な懸念である」

引用元はこちら

つまり、今回の「養殖施設」も時間をかけて軍事化されていく可能性があるのです。

養殖施設にしては異常すぎる“警戒態勢”

2025年2月、韓国の調査船「オンヌリ号」がこの施設の調査を試みた際、衝撃の事態が発生しました。

📌 実際に起きた出来事

中国海警の艦船3隻が、韓国調査船を執拗に追尾・妨害 ゴムボートに乗った武装要員(ナイフ所持)が周辺を囲む 約2時間にわたり「退去せよ」と緊迫した対峙

このような行動は、明らかに軍事施設を守るための態勢と一致しています。

もし本当にただの“漁業施設”なら、ここまでの警戒は異常ですよね。

国際法違反の疑い:暫定措置水域での無断建設

黄海のPMZでは、韓国と中国の間に結ばれた2001年の韓中漁業協定により、恒久的な構造物の設置は禁止されています。

ところが中国はそのルールを無視し、一方的に構造物を設置しています。

これは明らかな国際法違反の疑いがある行為です。

問題点

内容

法的合意

韓中漁業協定(2001年)

規定

暫定措置水域での恒久構造物は禁止

現実

無通告で複数の施設を設置

中国の「内海化戦略」と韓国・日本への影響

中国は東経124度線を「作戦境界線」として一方的に主張し、黄海を中国の“内海”化しようとしていると指摘されています。

🇨🇳 中国の一方的行動一覧

PMZ含む黄海での構造物建設 東経124度を境界と主張 大規模な軍事演習の常態化

この動きは、黄海を中国の軍事的影響下に置く意図があると解釈され、日本にも直接的な影響を与えかねません。

韓国の対応:監視施設設置と多省庁による連携

韓国政府は中国の行動を座視せず、対抗策を講じ始めています。

監視プラットフォームの設置(2025年3月26日): 黄海の中国構造物を監視するための韓国独自施設を新設 ロイター報道 外交・防衛・海洋の3省庁が連携して協議 包括的な対策の立案が進行中 朝鮮日報による報道

日本も例外ではない:中国の構造物は東シナ海にも

実はこの問題、韓国だけの話ではありません。

中国は東シナ海でも20基以上の海上構造物を設置しており、日本の排他的経済水域(EEZ)に接近しています。

尖閣諸島周辺では中国海警局の活動が活発化 同海域での中国構造物の増加と連動

この動きは、日本の海上安全保障にとっても明確なリスクとなっています。

IPディフェンスフォーラムの詳細レポート

まとめ:中国の“静かな侵略”を見逃すな

表向きは「養殖施設」でも、その規模・装備・行動からは明らかに軍事的意図が見えてきます。

中国はあくまで法的グレーゾーンを突いて、静かに実効支配を拡大する「グレーゾーン戦術」を繰り返しています。

こうした事実をしっかりと理解し、韓国だけでなく日本、そして国際社会全体で注視し続けることが重要です。

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