コメの民間輸入急増の現状
2025年5月、日本で「コメの民間輸入」がビックリするほど増えました!
なんと、たった1か月で1万605トンも海外からお米が入ってきたんですよ〜🌾
この数字、去年の5月と比べて126倍、さらに2024年の月平均(約85トン)と比べると120倍以上にもなるんです…!すごすぎ!
しかも驚くのはこれだけじゃありません。
2024年度1年間のコメの民間輸入量が約3,000トンだったのに、たった1か月でその3.5倍ってどういうこと!?って感じですよね😲
こういった異常な増加は、ニュースや政府の報告書でも大きく取り上げられています。
比較対象
輸入量(トン)
倍率
2024年5月
約115トン
約92倍
2024年月平均
約85トン
約125倍
2024年度年間
約3,000トン
約3.5倍
この「輸入米急増」の背景には、国内で起きているちょっとした“お米事情”が関係してるんです🍚
急増の背景
じゃあなんでこんなに海外のお米が入ってくるようになったの?
それには大きく2つの理由があるんですよ~!
国内のお米の値段がめっちゃ上がってる!
まず1つ目は、「国産米の価格が高すぎる」ってこと。
普段食べてる日本産のお米、実はここ最近でかなり値段が上がってるんです。
だから、なんと高い関税(1キロあたり341円)を払ってでも、外国産のお米の方が安い!って現象が起きちゃったんですよ😱
これには、外食チェーンやお弁当屋さんなど、「たくさんのお米を毎日使う」業界が大きく影響してます。
コストを下げたい飲食店にとっては、「ちょっと高くても外国産の方がトータルで安いじゃん!」ってなるわけですね!
ミニマムアクセス(MA)枠外の輸入が増えてる!
もう1つは、「ミニマムアクセス枠外での輸入」が増えたこと。
ミニマムアクセスって聞き慣れないかもしれないけど、これは政府がWTOっていう世界のルールに従って、毎年77万トンまでは低い関税で輸入OKにしてる制度のこと。
でも、今回の輸入増はその「枠の外」、つまり「普通の(高い)関税をかけて輸入した分」がほとんどなんです!
これって逆に言えば、それだけ今は“高くても外国産米が必要”な状況になってるってことなんですよね。
輸入米の内訳と用途
じゃあ実際、どんなお米がどこから輸入されてるの?
そしてどこで使われてるの?って気になるところ!
輸入米のほとんどはアメリカ産「カルローズ米」!
5月に日本に入ってきた輸入米のうち、なんと約70%がアメリカ産!
しかもそのほとんどが「カルローズ米」っていう種類です✨
このお米、値段が安定してて、炊いてもべたつかないから、チャーハンやカレーにピッタリ!
国
輸入割合
お米の種類
アメリカ
約70%
カルローズ米
タイ・ベトナム
残りの30%
長粒米など
他にも、タイやベトナムからも輸入されていて、それぞれ特徴のあるお米が使われてます🍴
飲食業界での活用が広がってる!
この輸入米、どこで使われてるの?って言うと、
コンビニのお弁当屋さん ファミレスや定食屋さん 外食チェーン(カレー店、ラーメン店など)
などなど、お米をたくさん使うお店で大活躍中!
特に「カルローズ米」はコスパが良くて安定供給できるから、今の日本の飲食業界ではめちゃくちゃありがたい存在なんですね💡
今後の見通しと政府対応
このままいくと、輸入米ってもっともっと増えるの?
それとも、なんとか対策がとられるの?
安い外国産米、今後さらに増えるかも?
農林水産省によると、もし国産米の価格がこのまま高いままだったら、
「これからも輸入米が増えるんじゃないか…」って心配してるみたいです。
つまり、2025年下半期以降も輸入米の増加は続く可能性が高いというわけですね。
政府も対策をスタート!
こうした状況に対して、政府も黙っていません。
すでに「主食用米の政府入札」を例年より早く前倒しで実施していて、しかもその全量である3万トンがすでに落札済み!
これは「なるべく国産米も安定して供給できるようにしよう!」っていう対策なんです。
今後も政府の動きには注目ですね👀✨
まとめ|2025年の輸入米急増は“日本のコメ事情”の変化のサイン?
ということで、2025年5月の「民間コメ輸入量」は、まさに異例の急増!
月間で過去最高の1万605トン 去年の平均の120倍以上 年間の約3.5倍という衝撃の数字
この背景には、
国内米価の急騰 外食・中食業界のコスト削減 アメリカ産「カルローズ米」の需要急増
といった要因があったんですね!
今後も「国産米の価格」と「飲食業界のニーズ」がどう変わるかによって、
輸入米の動向や日本のコメ市場全体が大きく動く可能性が高いです。
お米好きのみなさんも、ぜひ注目しておいてくださいね~🍚✨