2025年9月19日午前10時ごろ、熊本市で開催予定だった藤崎八旛宮例大祭の関連行事に参加予定の「飾り馬」が逃走し、市街地で一時騒然となりました。
幸い大きな人身被害はなく、馬も無事に確保されています。
事故の詳細:産業道路を600メートル疾走
逃走した飾り馬は、熊本市中央区本荘の市道(産業道路)を約600メートルにわたって走り抜けました。
その途中でトラックや乗用車など複数の車両と接触。トラックのサイドミラーが壊れるなどの被害が出ました。
被害状況 トラックのサイドミラー破損 乗用車と軽い接触あり 運転手や歩行者に大きなケガはなし 馬自身も無傷
目撃者によると、馬は時速30キロ前後で走っていたとのことです。これはちょうど原付バイク並みの速さで、住宅街を走られるとかなり危険な速度ですね。
出典:Yahoo!ニュース, 熊本日日新聞
その後の対応:15分で確保、奉納団体は辞退を決定
逃げ出した馬は事故から約15分後に無事確保されました。
しかし今回のトラブルを重く見た奉納団体は、緊急委員会を開催。
その結果、飾り馬と「馬まわり」は本番の神幸行列を辞退 「勢子(せこ)」のみ参加する形に変更という決定が下されました。
これは祭りの安全を最優先した判断であり、参加者や観客にとっても安心できる対応といえるでしょう。
まとめ:大事故につながらなかったのが幸い
藤崎八旛宮例大祭は、熊本を代表する伝統行事であり、毎年多くの観光客や地元の人々が楽しみにしています。
今回、祭り直前に起きた飾り馬の逃走騒動は地元を大きく騒がせましたが、幸い大きな人身事故はありませんでした。
ただし、交通量の多い市街地での逃走だったため、もし接触が激しければ重大事故になっていた可能性もあります。
今後の祭り運営においては、安全管理の徹底がさらに求められそうです。
関連リンク(情報源)
熊本 神社の例大祭参加予定の馬 逃げて車に接触 1人けが – NHK 例大祭を前に飾り馬が逃走…トラックと衝突 – Yahoo!ニュース 祭りの神幸行列参加の馬が逃走し道路へ – 熊本日日新聞 飾り馬が逃げ事故起こした奉納団体 緊急の委員会で報告 – Yahoo!ニュース