映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』は、アクション映画好きの間で話題沸騰中の作品です。
この作品の大きな特徴は、なんといっても「殺さない」殺し屋という設定。
殺し屋が誰も殺さない?ちょっと矛盾してるように思えますが、これがとても新鮮で、物語に独特の緊張感と人間味を与えているんです。
主演はV6の岡田准一さん。彼の圧倒的な身体能力と本格アクションはもちろん、深みのあるキャラクターたちが織りなす人間ドラマにも注目です。
以下では、「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」の見どころを6つのポイントに分けて詳しく解説していきます。
1. 岡田准一による超絶アクション【ノースタントの本気度がすごい】
この映画の最大の売りは、なんといっても岡田准一さんのノースタントアクションです。
彼はジークンドーやカリ、シラットといった格闘術を習得しており、そのスキルを映画内でフル活用。
スタントマンを使わず、自ら体を張って演じるシーンの数々は、まるで海外の本格アクション映画のようなクオリティ!
しかも、「誰も殺さない」という制限の中で、敵を無力化していくアクションには独特の緊張感があります。
スローモーションに頼らず、リアルな格闘シーンを重視しているため、スピード感と説得力が段違いなんです。
📊【豆知識】岡田准一のアクションの凄さ
項目 内容 修得武術 ジークンドー、カリ、シラットなど 特徴 ノースタントアクション、格闘・銃撃・追跡シーンの融合 比較される俳優 キアヌ・リーブス(『ジョン・ウィック』)
アクション映画が好きな人は、間違いなく満足できるクオリティですよ。
2. 「殺し屋なのに殺さない」ジレンマと倫理観【ただのバイオレンスじゃない】
『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』のテーマのひとつは、倫理観とジレンマ。
伝説の殺し屋ファブル(本名:佐藤アキラ)が、ボスの命令で「1年間、誰も殺してはいけない」という縛りのもと、一般人として生活します。
でも、彼の周囲には悪党たちがどんどん集まり、暴力が避けられない状況に…。
そんな中で、**「殺さずに守る」という選択肢をどう貫くのか?**がこの作品の大きな見どころです。
たとえば、相手が明らかに凶悪犯でも手を下せない状況で、どうやって正義を貫くのか?ファブルの葛藤がリアルに描かれていて、思わず応援したくなるんです。
3. スリルとユーモアの絶妙な融合【緊張と笑いが交互にやってくる】
普通、アクション映画ってずっと緊張感が続くものが多いですよね?
でも『ザ・ファブル』は違います!
シリアスなシーンの中にも、ファブルの天然キャラや、木村文乃さん演じるヨウコとのコミカルな掛け合いがあり、緊張と笑いが絶妙に交錯するんです。
特に、日常シーンでの“ちょっとズレた”ファブルの言動は、ついつい笑ってしまう可愛さも。
こういうユーモアがあることで、映画全体に親しみやすさが出ていて、アクション映画が苦手な人でも楽しめるようになっています。
4. 宇津帆編の人間ドラマと新キャラクター【平手友梨奈×堤真一の熱演】
今作では原作漫画でも人気の高かった「宇津帆編」がベース。
堤真一さんが演じる宇津帆は、表ではNPO法人の代表、裏では冷酷な犯罪者という二重人格のような存在。
その二面性がめちゃくちゃ怖い…けど魅力的なんです。
さらに、平手友梨奈さん演じるヒナコという少女が物語の鍵を握っていて、彼女の心の傷や成長も丁寧に描かれています。
新キャラたちの存在が、映画全体に深みと厚みを与えていて、「ただのアクション映画」に留まらない仕上がりになっています。
5. 過去の因縁と主人公の変化【ファブルは変われるのか?】
ヒナコとの再会を通じて、ファブルは自分の過去と向き合うことになります。
かつて「救えなかった命」と再び出会うことで、彼の心に変化が…。
これまで“任務”として動いてきた殺し屋が、感情に揺れ、悩みながらも「人を守る」という新たなスタンスを選び取っていく。
こうした主人公の成長と変化が、作品にドラマ性をもたらし、ただのエンタメでは終わらない感動があります。
6. 緻密なストーリーテリングと感動的な要素【脚本の完成度が高すぎる】
ストーリーはテンポが良く、アクション→ドラマ→笑い→緊張と、まったく飽きさせない構成。
それに加えて、登場人物たちのバックボーンや心の動きも丁寧に描かれていて、最後にはちょっと涙が出るような展開も。
脚本・演出の完成度がとても高く、「映画ってこういうのを観たかったんだよな〜!」と思わせてくれます。
まとめ|『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』はこんな人におすすめ!
✅ 本格アクション映画が好き
✅ 岡田准一のノースタント演技を観たい
✅ シリアスな物語にちょっと笑いもほしい
✅ 心揺さぶる人間ドラマが好き
✅ 殺し屋モノにちょっと新しさを求めている
ひとつでも当てはまったら、『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』は絶対に観るべき!
ジャンルの枠を超えた、まさに「大人が本気で楽しめるエンタメ映画」でした。