2024年1月5日、石川県で震度6弱の地震が発生し、石川県内を中心に大きな被害が発生しました。しかし、災害に便乗した悪質商法や火事場泥棒が横行しており、被害がさらに拡大しています。この記事では、災害時に起こりやすい悪質商法や火事場泥棒に注意し、被害から身を守るための対策について詳しく紹介します。
引用元 X「県外ナンバーの車の男女が」…災害に乗じた「悪質商法」に注意地 地震被害もさらに【新潟】スーパーJにいがた1月5日OA
— 金光大的 (@M1234moh) January 6, 2024
石川・穴水の避難所では40~50代の集団が自販機破壊し金銭盗む事件が発生し、他にも県外ナンバーの車の男女が悪質商法や火事場泥棒を繰り返す…こういう犯罪者のせいで道路は pic.twitter.com/7B0Pvs23zz
被害から身を守るための基本的な対策
不審な訪問者や電話には応対しない
災害に便乗した悪質商法や火事場泥棒の多くは、訪問や電話で被害者を勧誘する手口があります。不審な訪問者や電話には絶対に応対せず、すぐに断りましょう。もし疑念があれば、警察に相談することが重要です。
悪質商法に対する具体的な対策
見積もりを取る際は、複数の業者から相見積もりを取る
悪質商法の特徴として高額な見積もりが挙げられます。被害を受けないためには、複数の業者から相見積もりを取り、適正な価格で契約することが必要です。見積もりの内容もよく確認しましょう。
契約を結ぶ際には、よく内容を確認する
悪質商法は契約時に高額な費用や不要な追加工事を要求することがあります。契約を結ぶ前に、契約内容、費用、工期、保証についてよく確認し、納得いくまで話し合いましょう。
火事場泥棒に対する具体的な対策
被害に遭った場合は、すぐに警察に相談する
災害時には混乱が生じやすく、火事場泥棒の被害に気づきにくいこともあります。もし被害に遭った場合は、迅速に警察に相談しましょう。警察の協力を得ることで、被害の拡大を防ぎ、犯罪者の摘発につながる可能性が高まります。
石川県警察の各種電話相談案内
引用元:石川県警察 https://www2.police.pref.ishikawa.lg.jp/inquiry/inquiry04/
<警察署の電話>
金沢中警察署 (076)222-0110
金沢東警察署 (076)253-0110
金沢西警察署 (076)266-0110
大聖寺警察署 (0761)72-0110
小松警察署 (0761)22-0110
能美警察署 (0761)57-0110
白山警察署 (076)216-0110
津幡警察署 (076)289-0110
羽咋警察署 (0767)22-0110
七尾警察署 (0767)53-0110
輪島警察署 (0768)22-0110
珠洲警察署 (0768)82-0110
消費生活センターなどを活用
被害者は消費生活センターにも相談することができます。消費生活センターは被害者の救済や再発防止に積極的に取り組んでおり、専門的なサポートを提供しています。
《引用》国民生活センターhttps://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20160808_1.html
被災地域の方へ
各地の消費生活センター等や国民生活センターでは、被災地域からの消費生活に関する相談を受け付けています。トラブルが起こった場合だけでなく、不安なことや疑問に感じたことがありましたら、最寄りの消費生活センターもしくは「消費者ホットライン」(188)に相談してください。
なお、国民生活センターの「お昼の消費生活相談窓口」(03-3446-0999:平日11時~13時)でも相談を受け付けています。
今後起きる可能性のあるトラブルや悪質商法に注意
被災地では、住宅の補修工事の需要が続くものとみられ、見積もりや価格、工事の内容等に関するトラブルが今後も増加することが予想されます。また、被災地に限らず周辺の地域でも、いわゆる点検商法が増える可能性があります。さらに、公的機関をかたって、募金や義援金を求める例や個人情報を聞き出そうとする例がみられ、今後さらに広範囲にわたって起きる可能性があり注意が必要です。
まとめ
災害時には不審な訪問者や商法に警戒し、悪質商法や火事場泥棒から身を守るために、冷静な判断と早急な対策が求められます。しっかりとした情報収集と、適切な対応を心掛け、安全な復旧・復興を目指しましょう。